当院の特長
糖尿病のコントロール指標HbA1cが6分で測定可能なため、検査結果の待ち時間を大幅に短縮でき、その場で治療方針に反映できます。さらに問診にも充分な時間をとり密接なコミュニケーションを通して、疾患の背景にある不安をも一つ一つ解決することが重要と考えます。
動脈硬化は、心筋梗塞、脳卒中、認知症、腎臓や眼の異常など体中のさまざまな臓器に障害を起こします。当院では動脈硬化検査(CAVI検査)を行い、動脈硬化の早期発見と治療に力を入れています。
高齢者は、臓器の加齢変化や壮年期からの生活習慣病の合併症など複数の疾患を抱えていることがほとんどです。単一の疾患のみを診るのではなく、複数の疾患を総合的に診療いたします。
院内施設・設備
院長ご挨拶
私は、名古屋大学医学部およびメルボルン分子生物学医学研究所において、老化現象および高齢期疾患に対する、活性酸素を中心とした分子生物学的メカニズムの研究に長年従事しておりました。
「人は、血管とともに老いる」といいます。
心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、認知症を起こさない決め手は、血管を若々しく保つことです。動脈は加齢に伴い誰でも硬くなりますが、その硬さは個人差が大きく、まだ30歳なのに心筋梗塞で救急搬送される人、まだ40歳なのに脳梗塞で半身不随になる人もいます。逆に80歳でも血管を若々しく保っている人もいます。
どうすればいいのでしょうか?
まずは、自分の血管年齢を知ることから始めましょう。早期発見が何よりも大切です。高血圧・糖尿病・高悪玉コレステロール血症・高中性脂肪血症・高尿酸血症・メタボリックシンドローム・ストレスは、いずれも急速に動脈硬化を進展させます。以前は硬くなった血管は治らないものと考えられていましたが、薬物治療や生活習慣の改善により若返りも夢ではありません。
当クリニックでは、社会的背景・食習慣・運動習慣を含めた詳しい問診・丁寧な身体診察・各種検査所見から、何があなたにとって血管老化の主原因であるかを明らかにし、総合的に治療法の種類やタイミングを選択していきます。早期発見・早期治療が肝要です。高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症といった、個々の病気の治療をバラバラに受けているだけでは不十分なのです。
ぜひあなたにも、ご自身の血管が若返る実感を味わっていただきたいと思います。
小沢クリニック 院長 小澤 美佳
学歴
昭和55年3月 | 愛知県立一宮西高等学校 卒業 |
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昭和56年4月 | 名古屋大学医学部 入学 |
昭和63年3月 | 名古屋大学医学部 卒業 |
昭和63年4月 | 名古屋大学大学院医学研究科博士課程 入学 |
平成3年3月 | 名古屋大学大学院医学研究科博士課程 修了 |
職歴
平成3年4月 | 日本学術振興会 特別研究員 |
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平成3年8月 | 名古屋大学医学部 助手 |
平成7年11月 | 名古屋大学医学部 講師 |
平成8年3月 | 名古屋大学医学部 助教授 |
平成9年10月 | メルボルン分子生物学医学研究所 Senior Research Fellow |
平成10年9月 | バイオ医学研究所(株) 研究部長 |
平成11年4月 | 小沢クリニック 副院長 |
平成16年10月 | 島田市第四小学校 学校医 |
平成19年6月 | 特別養護老人ホーム永福荘 嘱託医 |
平成25年8月 | 小沢クリニック 開設者(院長) |
平成26年6月 | 島田市医師会 理事 |
平成26年8月 | 静岡県医師会 女性医師支援委員会 委員 |
平成26年10月 | バイオ医学研究所(株)代表取締役 |
免許・資格
昭和63年6月 | 医師免許証 取得(医籍第318549号) |
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平成3年3月 | 医学博士の学位 取得(医博第753号) |
受賞歴
平成5年度 | 日本心臓財団研究奨励賞 |
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平成6年度 | 第23回かなえ医学奨励金・助成金受賞 |
平成8年度 | 第18回日本過酸化脂質・フリーラジカル学会学術奨励賞 |